SQL Serverを使用してMicrosoft BPOSのオンライン同期ツールをセットアップする

こちらに関連しますが、懲りずにまた別のサーバにMicrosoft BPOSのオンライン同期ツールをセットアップしようとしたところ、同じエラーでインストール出来ませんでした。
今回は、もともとSQL Server 2005が稼働していたサーバにインストールしようとしたのが原因でした。

こちらのページを参考にしながら、以下の手順で無事インストールが完了しました。
SQL Server 2008 へのディレクトリ同期ツールのインストール方法

  1. まずエラーで中途半端に終わってしまったオンライン同期ツールを削除します。今回は、Windows Install Clean Up ツールに変わってリリースされたプログラムのインストールとアンインストールのトラブルシューティング ツールを使用しました。
  2. SQL Server Expressのインスタンスもインストールされてしまっていたので、アプリケーションの追加と削除から、MSONLINE インスタンスのみ削除します。
  3. ここからツールのインストール手順に入ります。まず、SQL Server 2005のインスタンスとして、改めてMSONLINEを作成します。
  4. 下記のコマンドで、SQL Server Expressのイントールを除いてインストールします

    DirSync.exe /fullsql


  5. インストール完了後、\Program Files\Microsoft Online Directory Sync にある DirsyncInstallShell.psc1 をダブルクリックして実行します

  6. 今回は、あらかじめ準備したSQL Serverインスタンスを使用するので、PowerShellから下記のコマンドを実行します

    Install-OnlineCoexistenceTool -UseSQLServer -SqlServer -ServiceCredential (Get-Credential) -SqlServerInstance

    実行すると、サービスに使用するアカウントを聞いてきますので入力します。


  7. 正常に完了したら、Microsoft Online Services ディレクトリ同期構成ウィザードを実行して終了です。