XenServerにRedHatの仮想マシンを構築
- まずは普通に仮想マシンのセットアップ。ただし、テキストベースのセットアップ画面は日本語が確実に化けるので、Languageはすべて英語を選ぶ。
- 起動したらネットワークを確認。今回は、そのままだとNICが立ち上がっていなかったので、下記のファイルを変更
/etc/sysconfig/networking/devices/ifcfg-eth0
とりあえずdhcpにしたいので、下記のように修正しリブートONBOOT=yes
BOOTPROTO=dhcp - そのままではXwindowは起動してくれないので、下記の手順が必要。この手順で、VNCでログイン画面を表示しログインすることが出来ます
- 前提: xinetd, vncserver が入っていること
- 新たに、/etc/xinetd.d/vncserver 作成します。内容は下記の通り
service vncserver
{
disable = no
protocol = tcp
socket_type = stream
wait = no
user = nobody
server = /usr/bin/Xvnc
server_args = -inetd -query localhost -once -geometry 1024x768 -depth 16 -securitytypes=none
} - /etc/services に下記の行を追加
vncserver 5901/tcp
- /etc/gdm/custom.conf 下記の設定を追加
[daemon]
RemoteGreeter=/usr/libexec/gdmgreeter
KillInitClients=false[security]
DisallowTCP=false
AllowRemoteRoot=true[xdmcp]
Enable=true[greeter]
TitleBar=true
IncludeAll=false
ConfigAvailable=true - サービスの起動設定
chkconfig vncserver off
chkconfig xinetd on - /etc/inittab を修正して起動時のランレベルを5に変更しサーバを再起動
id:5:initdefault:
- 前提: xinetd, vncserver が入っていること
- この後、Xrdpをインストールすることで、リモートデスクトップで接続できるようになります ー> Xrdpをインストール
下記の方法で一応はVNCで接続できるようになりますが、単にXwindowの接続先として起動するだけなので、gnome上からログオフするとvncセッションだけが残りなにも出来なくなるなど、あまり使えるものではありません。
- まずVNCを立ち上げたいので、下記のファイルを修正
/etc/sysconfig/vncservers
コメントを利用して下記の行を作成しVNCSERVERS="1:root"
パスワードを設定
VNCSERVERARGS[2]="-geometry 800x600 -nolisten tcp"vncpasswd
vncserverを起動
Password: xxxxxxxx
Verify: xxxxxxxx/etc/rc.d/init.d/vncserver start
- ここでvncで接続できることを確認
- 更に、このままではgnomeは起動しないので、下記のコンフィグを修正
./vnc/xstartup
twmはコメントアウトし、gnomeを起動する行を追加# twm &
exec gnome-session &