Xenに準仮想化で仮想マシンを作成

準仮想化の場合に面倒なのが、ホストとドライバを共有するためにホストのCDROMドライブなどが使用できない点です。このため、インターネット上にパッケージが無い場合は、自分でFTPサーバを用意する必要があります。

  1. あらかじめFTPサーバを用意し、インストールソースにanonymousでアクセスできるようにしておきます
  2. 仮想マシンのディスクに物理パーティションを使用する場合は、あらかじめパーティションを作成しておきます
  3. 仮想マシンマネージャで、新規ボタンをクリック
  4. 仮想マシン名を入力
  5. 準仮想化を選択
  6. Install Methodでは、Network installしか選べません。OS Typeで適切なものを選択
  7. Installation media URLで、用意したFTPサーバを入力。キックスタートURL、カーネルパラメータは特に無ければ空欄

    ftp://ftpserver/rhel/


  8. ストレージは、今回は物理パーティションを使用するので、/dev/xxxx/xxxx でインストールしたいパーティションを指定

  9. ネットワークは、今回は物理NICのブリッジを使用するので、共有物理デバイスを選択

  10. メモリ、CPUの割り当てを設定

  11. 最後に確認後、問題なければ完了ボタン。コンソールが開き、RedHatのインストールが開始します